EV車両のバッテリー上がりが急増しているニュージーランド

ニュージーランド国内で電動(EV)車両が数多く普及したことで、路上での『充電切れ』問題も急増している。2022年7月の時点で46,000台のEV車両が登録されており、その数は継続して伸び続けている。この影響でロードサイドサービス(日本でいうところのJAF)も、EV車両のバッテリー上がりにも対応できるようサービスを拡大しつつある。2020年よりEV車用のチャージャーを搭載した専用バンを投入し、バッテリー上がりの車両に10-15キロ走行できるくらいの急速充電を行っている。

 

 

 

 

これは口コミ情報になるが、昨今特にEV車両のバッテリー上がりが多発しているので、この充電サービスはかなり好評だということである。ロードサイドサービス大手のAAでは、この需要に伴い専用バンを増やし、午前7時~午後11時まで365日体制で対応している。まだまだ新米のEV車両オーナーが多いニュージーランド、例えば夜に家族や友人を乗せて、エアコンをつけて走行すれば、瞬く間に電気を消耗するなど、ガソリン車とは勝手が違うことも要認識すべきところである。